北海道はでっかいどう

会員の方が休暇を使い、ご家族で北海道旅行へ行かれました。ご家族の方以上に? ご本人が楽しまれた知床の星空の報告です。(星くず8月号投稿記事より)

北海道はでっかいどう

玄 

サラリーマンを長年続けていると、転勤とかの大変な行事も時折あるのですが、今回、 30 年の永年勤続記念に旅行と休暇をいただきました。いかん、歳がバレる (^^;
今回旅行先に選んだのは北海道の東方面。狙いは大自然です。家族の休みなんかと調整して計画したのは 8 月上旬の釧路→阿寒湖→知床→網走というコースです。それぞれの細かい話はまた酒の肴に、あるいはブログ「玄の館」で見てもらうとして、星☆クラブ的には知床の暗い空を体験できましたので簡単にレポしておきます。
知床に宿泊したのは二日目。知床半島を南側からドライブしてきたのですが、オホーツクに抜けた所でそれまで曇ってた雲が晴れて青空が広がってました。夜は地元のネイチャーガイドに依頼 アソビュー経由して、星見スポットで星空案内してもらいます。まぁ、星空そのものは自分でも十分見られるのですが、現地の星見スポットや防寒や機材など、もろもろを用意してもらったのは便利でした。
当日はプユニ岬に集合し、先方の案内を元に土星やディープスカイを見ていきます。まだ上弦手前の月がありましたが、雲が晴れくるとなんと天の川がバリバリに見えます。知床すげえ

まだ月明かりが少し残るけどしっかり見えた天の川 OM1 12mmF4 40sec

旅行なので機材らしきものはカメラのOM 1 と三脚ぐらいしか持っていませんでしたが、固定撮影でもその空の暗さの片鱗は見えました。後は何が撮れるか…と思ってチャレンジしたのは北天ぐるぐるでした。岬だと道沿いなので車の通りが多いため、少しだけ走ったところのほとんど車が通らない場所を教えてもらい、そこで 20 分ほど粘って北天ぐるぐるを撮影してみました。

北天ぐるぐるにチャレンジ。左下に北斗七星  OM1 12mmF4 60sec×20枚

現地では「おお、北斗七星が全然沈まない!」「北極星高けぇ!」などと興奮してたのですが、写真にしてみるとその辺がいまひとつわかりにくい図になってますとにかく暗い空でした。写真の下の方に光が当たっていない木々があるのですが、それを分かるようにすると北天の星の数がものすごいことになってしまいました。いやほんと、それぐらい光が無い、真っ暗な知床でした。でも寒かった!
この他にも、400km 以上ドライブして速度制限や信号が見当たらないとか動物注意と牧場ばっかりだとか燃費伸びまくりだとか、楽しい北海道でした。


お友達にシェアしていただけると嬉しいです。